紹介 女声コーラス萌木

音楽部門
女声コーラス萌木

講 師  鳴海卓  守光明子
代表者  竹中万里
創 立  1973年(昭和48年)4月


 女声コーラス萌木は、1973年神田婦人会コーラス部として発足し、文化協会に加入した1993年の前年、現在の名前に改名しました。指揮者の鳴海卓先生には1996年から、ピアノ伴奏の守光先生には1997年からお世話になり、すでに20年の歴史を重ねてきました。
 週1回の公民館の練習ですが、やはり年1回の合唱祭や文協音楽祭でステージに立つことで、その練習にもメリハリがつきます。中でも、この10年の間に2度のコンサートを行ったことは、格別の思い出となっています。2002年には萌木コンサートを勤文で行いましたが、2010年もう少し身の丈に合った所で、ということで会場さがしが始まりました。座席数と音響を考慮した結果、大府を離れての普段あまり縁のない知立リリオコンサートホールでのコンサートになりました。2014年アローブがオープンした時には、いつかはここでとあこ
がれ、そしてついに2016年あの素晴らしいこもれびホールでコンサートを行うことができたのは、本当に幸せでした。
 それにしても、コンサート前、週2回の特別練習の頃のことは忘れられません。普段の練習をあまりにものどかに楽しくやっているせいか、コンサートが近づいてくると、さすがにピリピリあせってきます。その上、暗譜という恐怖が日増しにふくらんで、せっぱつまり、台所やトイレに歌詞をペタペタ、ヒラヒラ。いつのまにか、なぜか家族が覚えていたりします。生涯学習、この時ばかりは学生に戻った気分です。その分、脳が若返ったと信じたいのですが……。
 芸術性だけでなく、お人柄も最上級のお二人の先生方に指導していただける幸せをかみしめつつ、今後も燃え出づる若葉の如く生き生きと歌い続けていきたいと思っています。