紹介 大府混声合唱団「赤とんぼ」

音楽部門
大府混声合唱団「赤とんぼ」

講 師  柿原典明
代表者  花井博之
創 立  昭和47年4月


 大府混声合唱団「赤とんぼ」は、幅広く団員を求め団員相互の和をもって合唱に親しみ、団員個々の合唱技術ばかりでなく、精神・人格の充実や地域文化の向上を目指し、健全な合唱活動を行うことを目的として、昭和47年4月、当時あさま山荘事件で世の中がざわついている頃、混声合唱団「赤とんぼ」として発足しました。そして5年後の昭和52年には大府に定着して活動を続けて行こうと言う意味も込めて大府混声合唱団「赤とんぼ」と改名いたしました。    
 しかし、順調な時はそんなに長くは続きませんでした。団員は激減、指揮者もピアニストも無いという危機的状況になった事も有りました。しかし、文協音楽祭の「名フィルと歌おう合唱団」や「第九合唱団」に参加し、一般募集の市民の皆さんと歌うことができ、さまざまな人々との出会いが赤とんぼにとって大きな力と支えとなり再び大府の空を舞いだしました。それが丁度10年前でした。以降二年に一度の定期演奏会を開催する事が最大の目的でありました。18回~22回演奏会をこの間に開催いたしました。
 柿原典明先生の指揮・放生會華子先生のピアノ伴奏は健在です。コロラトゥーラソプラノの柿原有子先生とピアノ&2マリンバのAmiは常連で出演をお願いし演奏会に花を添えていただいております。これからもご来場の皆様に楽しんでいただけるような曲や企画を取り入れて続けてまいりたいと思っております。
 ただ、団員も10年経てばそれなりに年を取ってくるわけでありまして、これからの10年間を如何に活動していくのか、新たな課題が出て来る訳ですが、先ずは毎年開催される文協音楽祭や大府市合唱祭に欠かさず参加し、一つ一つのステージに真剣に取り組んでゆく姿勢を忘れず、50周年記念演奏会を目標に活動を続けてまいりたいと思っております。