紹介 俳句 大福会 のページ

文芸部門
俳句 大福会

講師 井村晏通
代表者 井村晏通
創立 平成22年4月


 大福会の発足以前は、大府市文化協会には俳句会がなく、その当時の文協会長深谷良一氏の強い要望もあり、講師に井村晏通先生を迎え、平成21年に文協入門講座として「大人のプチ俳句講座」を行いました。
 俳句「大福会」は、初心者が多かったそのプチ講座受講生を主な会員とし、平成22年に発足した俳句会です。
会の名前は、大府の俳句会の意味で「大府句会」から大府を(ダイフ)と読み+句会(クカイ)=(ダイフクカイ)。大府の大きな福となりますように「大福会」(ダイフクカイ)と命名しました。
 定例句会は、毎月第3土曜日に歴史民俗資料館2階会議室にて、自作数句を投句、互選し、最後に井村晏通講師の講評・指導を受けています。(晏通先生には、発足~現在も大福会会長・講師を兼任戴いています。)
 毎年、文協まつり、産業文化まつりには、会員の俳句短冊を展示します。また「俳句大会」として、産業文化まつりに向け、広く一般の方に俳句を募集、「俳句大会」の選句・発表を産業文化まつり会場にて行っています。また、吟行会を年2回ほど実施。春は4月初旬に名古屋城や花見の名所などへ吟行。秋は文化の日に俳人所縁の地等へ日帰り吟行。各地の吟行へは飛び入り参加の方もあり、新たな発見を毎年楽しみにしています。
 俳句は、わずか17音の中に、季語も含む定型短詩でありながら、俳句17音で表現できる内容は、無限に広がり、生涯追求できる奥の深い文芸であると思います。
 自然の営みにふれつつ、季語を学びながら、俳句の作句・互選・講評を受けることでお互い親睦を深めています。日々向上を目指し、作句を継続する努力は必要ですが、俳句は何時も何かしら新たな発見の喜びがあります。
 俳句の作句を通じ、感覚を研ぎ澄まし、豊かな自然を新たに感じてみるのはいかがでしょうか?会の見学、吟行の飛び入り参加も、初心者、経験者を問わず、俳句に興味のある方は大歓迎です。