紹介 ひじり詩吟

芸能第一部門
ひじり詩吟

講 師  浅田聖風
代表者  浅田聖謙
創 立  昭和43年4月


 ひじり詩吟は文化協会創立時からの団体の一つです。
最近10年の歩みを振り返るとしても特に突拍子もないことをしてきたわけではありません。日々のお稽古をし、他流会派との交流、文協芸能祭など毎年の行事に積極的に参加し続けてきました。
 また毎年の春の旅行、秋の大会などを一度も欠かすことなく行ってきました。『継続は力』。一つの事を続けられるのも才能です。こうした地道な活動こそが私たちの10年の歩みの成果です。この10年の間に創流40周年、45周年を無事に迎える事ができました。この10年は特に詩吟の知名度向上と普及を図るため、守るべき伝統的部分は守り、チャレンジすべきことはする、そういった試みを常にしてきました。
 世の中では平成23年の東日本大震災、平成28年の熊本での震災と、昨日までの当たり前の暮らしが必ずしも当たり前ではない、という価値観の大転換が起こりました。こうして日々変わらず詩吟を楽しめることに感謝をしています。
 詩吟の世界は高齢化していると言われています。でもうちの会員の皆さん本当に元気です。10年たってもほとんどの皆さんが変わらずに元気でいて下さることが何よりの幸せです。常日頃から生活の場である「家」から外の世界へ出て人の前に立って大きな声で詩吟をする。これこそが私たちひじり詩吟の会員の若さと健康の秘訣であり、こういう場を一般の方々にも提供し続けていくとともに詩吟そのものをPRしていきたいと思っています。今後も大府市文化協会の一員として大府市の伝統芸術分野での一翼を担う、そんな存在であり続けたいと思っております。